医療系国家資格とは

資格の説明

　医療は人間の生命に直接に関わる職業であるだけに、従事する者に正確で深い知識を要求されることは当然です。
　

　少子高齢社会、そして格差社会といわれている今日、国民にとって本当に必要な医療とは何か、医療に従事する者としては、その職業の専門性と使命に鑑みて、常に自問自答を繰り返しながらも、医療の質の向上を目指していくとともに、日々研鑽を積みつつ、邁進していかなければなりません。

　医療系国家資格には、医師、歯科医師、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師、診療放射線技師、臨床工学技士、義肢装具士、視能訓練士、言語聴覚士、歯科衛生士、歯科技工士などがあります。

代表的な資格

看護師

病人やけが人の療養を助けることであり、もう一つは医師による患者の診察を助けることとなります。
また病気の予防や健康維持を人々に教えることもその役割となっています。

理学療法士

理学療法士は、病気や事故などで障害を負った人の社会復帰を目的に、運動機能の回復治療を行います。病院やクリニック、介護保険関連施設などで働いています。

作業療法士

作業療法士は、日常生活機能の回復や心のケアなどを行うリハビリテーションの専門職です。医療機関でのリハビリテーションや、障害のある子どもの療育、高齢者の認知症ケア、精神障害のある人への就職支援など、幅広い分野で活躍しています。